どうしても応援したかった…ミック・ジャガー“隔離破り”欧州選手権準決勝観戦で罰金か
2021年07月10日 22:23
サッカー
試合はイングランドが1966年W杯以来の主要国際大会決勝進出を懸けて戦った大一番。ジャガーは関係者に「この機会を見逃せなかった」と弁解しているというが、最高で1万ポンド(約153万円)の罰金を科せられる可能性があるという。
関係者は、ジャガーが出発前と到着時に新型コロナウイルスの検査を受け、ともに陰性だったと説明。ロンドンでレコーディングを行う予定だったため帰国したが、イングランド代表の試合と偶然重なり、どうしても応援に駆けつけたかったという。ジャガーは黒のマスクを着用してスタジアム入りしたが、至近距離で複数のファンのサインに応じていた。
大会開幕当初は収容人員の25%に相当する2万2500人を上限としていたウェンブリーの入場制限も、決勝トーナメント1回戦で4万人、準決勝と決勝は75%の6万人以上が認められた。イングランド―デンマーク戦は今大会最多の6万4950人が観戦。試合はイングランドが延長の末にデンマークに2―1で競り勝ち、11日の決勝でイタリアと対戦する。