どうしても応援したかった…ミック・ジャガー“隔離破り”欧州選手権準決勝観戦で罰金か

2021年07月10日 22:23

サッカー

どうしても応援したかった…ミック・ジャガー“隔離破り”欧州選手権準決勝観戦で罰金か
ミック・ジャガー(ロイター)
 英ロックバンドのローリング・ストーンズでボーカルを務めるミック・ジャガー(77)が、新型コロナウイルスの感染防止対策に違反したとして罰金を科される可能性が出てきたと地元紙デーリー・メールが9日に伝えた。
 ジャガーは7日にロンドンで行われたサッカーの欧州選手権準決勝イングランド―デンマーク戦を観戦。前日6日にフランスから帰国して10日間の隔離措置が義務付けられていた中、観戦のため会場のウェンブリー競技場に足を運んだという。

 試合はイングランドが1966年W杯以来の主要国際大会決勝進出を懸けて戦った大一番。ジャガーは関係者に「この機会を見逃せなかった」と弁解しているというが、最高で1万ポンド(約153万円)の罰金を科せられる可能性があるという。

 関係者は、ジャガーが出発前と到着時に新型コロナウイルスの検査を受け、ともに陰性だったと説明。ロンドンでレコーディングを行う予定だったため帰国したが、イングランド代表の試合と偶然重なり、どうしても応援に駆けつけたかったという。ジャガーは黒のマスクを着用してスタジアム入りしたが、至近距離で複数のファンのサインに応じていた。

 大会開幕当初は収容人員の25%に相当する2万2500人を上限としていたウェンブリーの入場制限も、決勝トーナメント1回戦で4万人、準決勝と決勝は75%の6万人以上が認められた。イングランド―デンマーク戦は今大会最多の6万4950人が観戦。試合はイングランドが延長の末にデンマークに2―1で競り勝ち、11日の決勝でイタリアと対戦する。

おすすめテーマ

2021年07月10日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム