【明治安田生命J1第24節 鹿島3―0徳島 ( 2021年8月15日 カシマ )】
鹿島のパリ五輪世代で19歳MF荒木遼太郎が、世代交代の号砲を鳴らした。前半5分に直接FKで先制ゴール。後半35分には右足で2点目を挙げ、宇佐美貴史以来史上7人目となる10代での公式戦10得点を達成した。同36分のゴールはVARの末にオフサイドとなり「本当は(ハットトリックを)決めたかったが、次の試合で」と笑った。
久保建英ら01年以降生まれが中心となるパリ世代。東京五輪はテレビで観戦し、同世代の久保の活躍を目に焼き付けた。「久保らが世界を相手に戦っていたのを見て、自分もパリ世代なので。絡んでいけるように」と思いを強くした。今季2度目の3連勝でチームも暫定3位に浮上。3年後の大舞台へ、歩みは止めない。