横浜FCの早川知伸監督(44)が20日、オンラインで取材対応した。9日の名古屋戦から2試合連続でベンチ入りを果たしている“キングカズ”ことFW三浦知良(54)について「給水タイムの時声をよくかけてくれる。ベンチワークのところも率先してチームをまとめてくれる。そういうとこもチームとしてプラスに働いている」と信頼を寄せた。
今夏には4人の新ブラジル人選手が加入。早くチームになじむためにも、ブラジルをよく知るレジェンドの存在は大きいという。指揮官は「特にブラジル人が新しく入ってきて、コミュニケーションを取ってもらって一言、二言、声をかけてあげている。僕がやらなければならない仕事をやってもらってるところでもあるが、非常に助かっている」。
リーグ戦での出場は3月10日の浦和戦以降遠ざかっているが、チーム内で唯一無二の存在感を示す背番号11。指揮官は「カズさんは選手の一人として考えていますし、プレーするところでチームを助けてもらえる部分はあると思っています」と期待を寄せた。