川崎F 4戦ぶり白星、小林が陥落危機救った「死んでいないところを見せたかった」
2021年08月29日 05:30
サッカー
今夏、東京五輪代表のMF三笘と田中が海外移籍。選手層が厚い川崎Fとはいえ、主軸2人の抜けた穴はさすがに大きかった。2戦連続ドローで迎えた今月25日のアウェー福岡戦は、無得点で今季初黒星。昨年11月から続いた公式戦の不敗記録は42戦で止まった。リーグでは2位横浜との勝ち点差が、1に。負ければ首位陥落の可能性もあった試合でチームを救ったのが、17年MVPの小林だった。札幌戦はこれで10戦10発。「最低限の数字」という2桁得点もクリアした。
ベテランの奮起に若い力も引っ張られた。先制点をアシストしたのは、24年パリ五輪世代の20歳FW宮城。三笘と田中の穴埋めが期待される遠野も今季6点目を決めた。守備陣も日本代表のDF山根らを中心に相手の猛攻をしのぎ切った。
「タイトルはそう簡単じゃない、この苦しい時期を乗り越えて初めて優勝が見えてくる」と小林。連覇へ一丸となった王者が、底力を見せつけた。
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