小菊セレッソ初戦はガンバ撃破!新監督が重視のハードワークを選手全員が実践「良い準備してくれた」
2021年08月29日 05:30
サッカー
「準備期間の短い中で、選手たちは全てを整えて良い準備をしてくれた。スタッフも全員が一生懸命取り組んでくれた。この場を借りて全員に感謝の気持ちを伝えたい」
1―5大敗を喫した前節湘南戦の翌日にクルピ前監督が契約解除となり、コーチから内部昇格する形で初めてトップチームの監督に就任した。調整期間はわずか2日間。それだけでなく、主将の清武が右足を痛めて前半17分に負傷交代するという予期せぬ事態にも見舞われた。
それでも、まず重要視した「ハードワーク」を選手たちが実践。攻守の切り替えも速く、終盤は押し込まれながら粘り強く守り、14試合ぶりとなる完封勝利を挙げた。
「育成の(指導者の)時から、G大阪に勝ちたい思いでやってきた。初陣がG大阪戦に決まったのも運命的で、素晴らしい勝利を勝ち取れてうれしい」
C大阪に携わって24年目。清武が長期離脱となれば大きな痛手だが、まずは初陣を制した。次は、ルヴァン杯として迎えるG大阪との2連戦に臨む。
◇小菊 昭雄(こぎく・あきお)1975年(昭50)7月7日生まれ、兵庫県出身の46歳。滝川二高、愛知学院大を経て、98年にC大阪U―15コーチに就任。スカウト時代は香川真司の獲得に貢献し、06年にトップチームのアシスタントコーチに就任。その後は約15年間にわたってC大阪のトップでコーチを務めた。
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