【アジア・チャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦 名古屋 4―2 大邱 ( 2021年9月14日 豊田ス )】
名古屋が今季公式戦初の逆転勝利で、12年ぶりのアジア8強を決めた。今夏欧州選手権にも出場したポーランド代表FWヤクブ・シュヴィルツォク(28)が圧巻のハットトリックを達成。準々決勝は10月17日に韓国・全州で開催される予定だ。
2度のビハインドも愛称“クバ”を際立たせる演出でしかなかった。1点を追う前半12分にはDFとGKのタイミングをずらした技ありシュートで同点。再び1点ビハインドの後半18分にはDF森下のクロスに飛び込み、スコアを振り出しに戻した。そしてクライマックスはその2分後。自ら相手DFからボールを奪い取ると、振りの速い右足シュートで逆転弾を叩き込んだ。
後半34分にはDF中谷がCKからヘッドを決めてダメ押し。堅守が武器のマッシモ名古屋が、撃ち合いを制した。