イタリアがスペインに敗れ、連続無敗の世界記録37試合で止まる ACミラン退団ドンナルンマにブーイング

2021年10月07日 16:13

サッカー

イタリアがスペインに敗れ、連続無敗の世界記録37試合で止まる ACミラン退団ドンナルンマにブーイング
欧州ネーションズリーグ準決勝で勝利に歓喜するスペインイレブンの後ろで頭を抱えるイタリア選手(AP) Photo By AP
 【欧州ネーションズリーグ準決勝   スペイン2―1イタリア ( 2021年10月6日    イタリア・ミラノ )】 欧州選手権王者イタリアがスペインに1―2で敗れ、連続無敗の世界記録は37試合で止まった。前半17分に先制を許し、同42分にDFボヌッチが2度目の警告を受けて退場。アディショナルタイムに失点すると、後半に1点を返すのが精いっぱいだった。18年9月のポルトガル戦以来となる敗戦だったが、マンチーニ監督は「欧州選手権やW杯の決勝よりも今日の方がマシ」と話し「この試合は我々をもっと強くしてくれる」と前を向いた。
 試合はACミランのホームでもあるジュゼッペ・メアッツァで行われ、3万3524人が観戦したが、思わぬ逆風にさらされた。今夏にACミランとの契約延長を拒否し、移籍金なしでパリSGに加入したGKドンナルンマがボールに触れるたびに地元ファンが激しいブーイング。パフォーマンスにも影響したのか先制を許した直後には守護神が相手シュートをファンブルし、こぼれ球がゴールポストとボヌッチのクリアに救われる場面もあった。マンチーニ監督は「イタリア代表が試合をしているのであってクラブではない。ACミランがパリSGと対戦する時にできただろう。イタリアはイタリアで全ての上に来る」と一部ファンの反応に苦言を呈した。

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