中田浩二氏 サウジ戦は大迫をおとりに使え マークを分散して半端ないアウェーを勝ち切れ
2021年10月07日 05:30
サッカー
初戦のオマーン戦では相手に研究されて大迫が相手CBとボランチにマークされて起点がつくれず、日本が得意とする攻撃の形にならなかった。サウジアラビアも当然その試合は分析しているはずで、大迫にいい形でパスが入らないようにしてくるはずだ。それならば、トップ下に入る南野が大迫を追い越して前に出る動きをするなど相手のマークを分散することが重要になる。大迫をおとりにするなど、チームとして臨機応変に攻撃できれば、日本らしい攻撃はできる。
サウジアラビアは攻撃的に来るはずで、日本は守備に回る時間が多くなる。サウジアラビアは身体能力が高く、スピードも技術もある。サイドを起点に攻めてくるが、その分、守備ラインの裏には、スペースができるので、日本はそこが狙い目になる。中盤でボールを奪い、ショートカウンターで攻めるのが有効、攻守の切り替えの速さが鍵になる。MF南野や原口らがボールを奪った瞬間に攻撃のスイッチを入れられるかだ。
4年前のW杯予選でも対戦していて、日本も相手のことは分かっている。コンディションさえ整えられれば、十分に勝機はあると思う。(元日本代表DF)
おすすめテーマ
2021年10月07日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
“百戦錬磨”柴崎が占うサウジ戦「付け入る隙は十分ある」
-
麻也、森保監督のために「神輿担ぐ」 「選手ファースト」な指揮官に絶大な信頼
-
名古屋 3発で初のファイナル進出に大前進 原動力は“元C大阪組”の柿谷&木本
-
FC東京 長友不在響き連覇へ黄信号、長谷川監督「非常にもったいない失点が多かった」
-
名古屋―FC東京戦 国内初実証実験で730席埋まる
-
尚志高DFアンリ「パワー見せなきゃ」 U22日本代表合宿 高体連から唯一の選出で猛アピール中
-
C大阪 21歳山田が貴重なアウェーゴール獲得 「バーに当てまくった」苦笑いも指揮官は成長に手応え
-
浦和・ユンカー 大会2戦連発!5年ぶり決勝へ次も任せろ
-
高校サッカー 応援リーダーに東京五輪代表の4人が就任「また高校サッカーしたいな」