ドイツ W杯一番乗り 18大会連続20度目

2021年10月13日 05:30

サッカー

ドイツ W杯一番乗り 18大会連続20度目
W杯出場を決め歓喜のドイツナイン(AP) Photo By AP
 ドイツが一番乗りで22年W杯カタール大会出場を決めた。敵地で北マケドニアを4―0で下して勝ち点を21とし、2試合を残してJ組1位が確定。今夏の欧州選手権後に就任したハンジ・フリック監督(56)の下、強豪再建の足掛かりを築いた。
 一番乗りでドイツを18大会連続20度目の出場に導き、フリック監督は「結果は完璧。可能な限り早く突破を決め、求めていたものを得た」と息をついた。

 3月にホームで1―2と足をすくわれた北マケドニア相手に前半は決定力を欠いたが、後半5分にハーバーツが先制点で口火を切って4得点。最後は18歳のムシアラが代表9戦目で初得点を決めた。

 18年W杯は1次リーグを突破できず、今夏の欧州選手権も16強で敗退。しかし、欧州選手権後に就任したフリック監督の下で5戦5勝、18得点1失点と息を吹き返した。14年W杯優勝を知る32歳のミュラーら新旧メンバーが融合。22歳のハーバーツは「最近の結果はチームの質を示している」と訴えた。完全復活はW杯で証明する。

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