関西勢最後の砦あと一歩 東山が無念の逆転負け 福重監督「選手は良くやってくれた。監督の力不足です」

2022年01月05日 05:30

サッカー

関西勢最後の砦あと一歩 東山が無念の逆転負け 福重監督「選手は良くやってくれた。監督の力不足です」
<東山・青森山田>ガックリの東山イレブン(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【第100回全国高校サッカー選手権 準々決勝   東山1ー2青森山田 ( 2022年1月4日    等々力 )】 東山(京都)は関西勢最後の砦(とりで)としてV候補の青森山田を追い詰めたが、涙をのんだ。福重良一監督は「胸を借りるのではなく、本気で勝ちにいく準備していた。選手は良くやってくれた。福重という監督の力不足です」と選手をねぎらった。
 昨夏の全国高校総体準々決勝でも対戦した相手。2―5の大敗を喫した一戦の経験を生かし、これまでの4バックから3バックに変更して臨んだ。守備から入る作戦が奏功し、前半16分にDF卯田が先制弾。だが徐々に圧力を受け、PKとセットプレーの流れから逆転を許した。

 MF木下が「力強さ、まとまりをもっと身につけていけば全国優勝も狙える」と口にしたように、スタメンの半分以上が2年生。悲願の優勝は後輩たちに託す。

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