なでしこ3連覇ならず…2度のリード守れPK戦で競り負け涙

2022年02月05日 05:30

サッカー

なでしこ3連覇ならず…2度のリード守れPK戦で競り負け涙
PK戦の末、中国に敗れ肩を落とす女子日本代表(ロイター) 
 【23年W杯予選兼女子アジア杯準決勝   日本2ー2(PK3ー4)中国 ( 2022年2月3日    インド・プネ )】 アジア杯3連覇を目指したFIFAランキング13位の日本代表「なでしこジャパン」は3日、準決勝で同19位の中国に2―2の末のPK戦で3―4で敗れた。前半26分にFW植木理子(22=日テレ東京V)がヘディングで先制。1―1の延長前半13分にも植木がFKに頭で合わせて得点したが、終了間際で追いつかれ、4強で姿を消した。
 2度リードを奪いながらもゲームコントロールに失敗し、最後までゴールを守り切れなかった。ミャンマーやタイなど明らかな格下には圧勝したが、FIFAランキング18位の韓国とは1―1の引き分け、同19位の中国にはPK戦で競り負けた。長く代表の最終ラインを支えるDF熊谷は「今大会は正直、ふがいなさしかない。アジアで勝てなかった事実を受け止めないといけない」と危機感を募らせた。

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