京都 「J1仕様」のサッカーでJFL枚方に3得点快勝 チョウ監督「もう一段階レベルアップできる」

2022年02月05日 19:20

サッカー

京都 「J1仕様」のサッカーでJFL枚方に3得点快勝 チョウ監督「もう一段階レベルアップできる」
京都・チョウ貴裁監督 Photo By スポニチ
 【プレシーズンマッチ   京都3ー0ティアモ枚方 ( 2022年2月5日    サンガS )】 京都が手の内を隠しつつ、J1仕様の片鱗は見せた。サイドで人数を掛けながら素速く崩していく姿勢。そして1―0の後半35分にFWピーターウタカが奪った得点は、ハイプレスを掛けたMF金子のボール奪取が呼び込んだ。
 「きょうプレーさせたいメンバーをピッチに立たせただけで、これが2週間後の開幕に担保されるわけじゃない。あと色んな組み合わせでどんな現象になるかを見たかった」

 今季加入組4選手が名を連ねたスタメンの意図をチョウ貴裁監督は、そう明かす。昨季はセンターバックの主軸だったDF麻田をアンカー、左FWだったMF松田をインサイドMFで起用。後半途中からはFW大前やFWマルティノスら“個”の能力が高い選手を投入して変化を付けた。システムも複数トライした。「麻田をあのポジションで使って、違った発見もあった。去年いた選手も去年以上のパフォーマンスを見せてもらいたいし、見せられると思う。新戦力も覚悟を持ってきているし、迷いなくプレーできていた」。守備ブロックの崩し方、またカウンターへのケアなど改善点はあるが、指揮官は収穫の多い90分間を強調した。

 「コンディションや体のキレはまだ7、8割。沖縄キャンプの疲れが残っている。ここからチームとしてもう一段階レベルアップできる」とチョウ監督。12年ぶりのJ1リーグとなる19日の開幕・浦和戦(サンガS)へ向けて、さらに加速させていく。 

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