横浜FC 最終盤に中村俊輔出場、J2歴代3位の年長記録 アディショナルタイムに接戦制す

2022年02月19日 16:46

サッカー

横浜FC 最終盤に中村俊輔出場、J2歴代3位の年長記録 アディショナルタイムに接戦制す
中村俊輔 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J2第1節   横浜FC3―2大宮 ( 2022年2月19日    ニッパツ )】 J2が開幕し、横浜FCはホームで大宮に3―2で勝利した。
 最短でのJ1復帰を掲げる四方田修平新監督(48)の下、前半40分にMF斎藤功佑(24)が先制し、新加入のFW小川航基(24)が後半1分に追加。2―0でリードするも、後半16分、同19分に立て続けに失点して追いつかれた。

 2―2の後半45分に元日本代表MF中村俊輔(43)が登場。43歳7カ月26日での出場はJ2歴代3位の年長記録となった。中村の登場後、チームは後半アディショナルタイムにPKを奪取。中村がゴールの裏に転がるボールを拾い、渡されたキッカーのFWクレーベ(31)が決めて接戦を制した。後半33分に投入されたクレーベは「3点目を取りに行くという気持ちで入った。(中村も伊藤翔も)凄くいいキッカーであることは間違いないが、そこは自分が責任を持って決めきるという強い気持ちで(PKを)やらせてもらった」と振り返った。

 中村はプロ26年目の今季、目標に「J1再昇格」を掲げている。昨季は出場わずか12試合で、チームもJ2降格。コロナ下でチームを支えるスタッフらに思いをはせ「もう一度、J1に戻すことが支えてもらった人にできること」と誓う。横浜でのプロ1、2年目やセルティック時代などに背負った「25」の背番号を付け、短い時間でも勝利に貢献した。

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