神戸・槙野の「恩返し」 古巣の浦和戦で同点弾「リカルド監督にはやっぱりストライカーだ、と…」

2022年02月23日 20:53

サッカー

神戸・槙野の「恩返し」 古巣の浦和戦で同点弾「リカルド監督にはやっぱりストライカーだ、と…」
<浦和・神戸>後半、ゴールを決め喜ぶ神戸・槙野(右)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田J1リーグ第9節   神戸2ー2浦和 ( 2022年2月23日    埼玉ス )】 神戸の元日本代表DF槙野智章(34)が昨季まで10年間を過ごした古巣の浦和戦で起死回生の同点ゴールを決めた。1―2で迎えた後半42分、MFイニエスタがファーサイドにクロスを入れる。相手DFのマークを振り切った槙野が、豪快なヘッド弾を叩き込んだ。最後の最後にドラマは待っていた。
 試合は前半10分、FW武藤が先制ゴールを決めるも直後の同12分に同点とされ、同19分には逆転された。だが後半13分、相手MF明本が一発退場するとゲームの流れは一変。守備を固め、逃げ切ろうとする浦和に対し、攻め込む神戸。アウェーの地で貴重な勝ち点1を呼び込んだのが槙野だった。

 「非常にいいボールがきた。決めるだけでした。良く知ってる仲間、サポーターの前で元気な姿を見せられた。今か今かとスケジュールを逆算してこの日を待っていた。(浦和の)リカルド監督には“やっぱりお前はストライカーだ”と言われました」。
 昨年11月28日、昨季限りで契約満了となり、ここ埼玉スタジアムでの退団あいさつでは号泣した槙野。あれから約3カ月。勝負強さは変わらない。槙野はやはり槙野だった。

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