浦和・ロドリゲス監督「チーム全員の仕事を壊すことに 今後はないように祈っている」一発退場のFW明本に

2022年02月25日 13:42

サッカー

浦和・ロドリゲス監督「チーム全員の仕事を壊すことに 今後はないように祈っている」一発退場のFW明本に
浦和のリカルド・ロドリゲス監督 Photo By スポニチ
 浦和のリカルド・ロドリゲス監督(47)が25日、オンライン取材に応じた。チームは26日にホームでG大阪と対戦する。
 23日に行われたホーム開幕戦のリーグ神戸戦では、一時は逆転しながらも痛恨の引き分け。愚行が勝ち試合をぶち壊した。2―1で迎えた後半13分、MF明本考浩(24)が神戸DF小林友希(21)との競り合いでヒートアップ。手を出してレッドカードを提示された。これで数的不利となると状況は一変。押し込まれる展開を5バックにして耐えたが、同点ゴールを被弾した。

 これについて指揮官は「本人もしてしまったことを悪いと意識しているし、反省している。私にも選手たちにも謝罪した」と説明。さらに「試合の中ではいろんな感情はあると思うが、あのような反応をしてしまうとチーム全員の仕事を壊すことになる」としたうえで「勝ち点にも影響が及ぶので今後はないように祈っている」と話した。

 この行為に対してJリーグは24日、1試合の出場停止処分となったと発表。次戦のG大阪戦で明本はベンチ入りできない。クラブでは15日からの3日間で選手5人とスタッフ5人の計10人が新型コロナウイルスの陽性判定を受けており、さらにFW登録のキャスパー・ユンカー(27)と木原励(18)は負傷の影響もあって試合に出場できるコンディションではないという。ベストな布陣を組めない状況が続く中、ロドリゲス監督は「困難を抱えている現状がある」としつつ、「ピッチの立つ選手たちが良いパフォーマンスを見せながら、しっかりとこの状況を乗り越えていきたい」と言葉に力を込めた。

おすすめテーマ

2022年02月25日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム