ウクライナ出場のW杯欧州予選PO延期へ UEFA会長示唆「スコットランド戦は6月に」

2022年03月07日 05:30

サッカー

 ウクライナが出場するW杯欧州予選プレーオフ(PO)A組が6月に延期される見通しになったと複数の地元メディアが5日に伝えた。UEFAのチェフェリン会長が同国1部シャフタル・ドネツク強化担当のスルナ氏に「スコットランド戦は6月に延期されるだろう」と語ったという。ウクライナは24日のPO準決勝でスコットランドに勝てば29日の決勝でウェールズ―オーストリア戦の勝者と対戦することになっているが、ロシアの侵攻で国内リーグは中断。ウクライナ協会はFIFAにPO延期を求め、スルナ氏は「今は誰もサッカーのことを考えられない」と訴えた。
 ≪ウクライナから退去/外国人選手への/移籍特例対応も≫スルナ氏はウクライナから外国人選手の国外退去が続いている状況を受け、近く移籍に関して特例の対応があるとの認識を示した。UEFAのチェフェリン会長から「外国人選手が(移籍金なしの)フリーで出ていくことはない。FIFAとUEFAがウクライナでプレーする外国人選手のために特別な移籍期間を設ける」と説明を受けたという。

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