FC東京、ルーキー松木がV弾演出 2戦連続先発で今季初勝利に貢献

2022年03月07日 05:30

サッカー

FC東京、ルーキー松木がV弾演出 2戦連続先発で今季初勝利に貢献
<C大阪・FC東京>前半、クロスを上げるFC東京・松木(右)(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第3節 最終日   FC東京1-0C大阪 ( 2022年3月6日    ヨドコウ )】 FC東京の新人MF松木玖生(くりゅう、18)が激しい守備で、チームに決勝点と今季初勝利をもたらした。前半23分、左サイドで相手DFにプレッシャーを掛けて倒れ込みながらボールを奪うと、それを受けたFWアダイウトンがクロスを送り、FW紺野が左足で今季チーム初ゴール。同36分にも松木が高い位置でボールを奪取し、アダイウトンの決定機を演出した。
 就任後公式戦3試合目で初白星に手にしたアルベル監督は「前半は強度の高いプレーが表現できて、いい形でボールを取っていた」と松木を中心としたハイプレスを勝因に挙げた。

 新型コロナウイルスの集団感染で活動休止となり、公式戦2試合が中止。松木も先発デビューした2月18日の川崎F戦以来の試合となったが、持ち味の運動量と強靭(きょうじん)なフィジカルを生かした守備を貫いた。MF青木が退場して10人となった後半も、幅広いエリアをカバーしてプロ初のフル出場。「玖生は素晴らしい形でチームに貢献してくれた」。アルベル監督の信頼を勝ち取った松木は、笑顔でチームメートと抱き合った。

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