関東リーグ昇格目指すSHIBUYA CITY FCが会見 選手兼監督の阿部翔平「リトルボスくらいで」

2022年03月12日 12:08

サッカー

関東リーグ昇格目指すSHIBUYA CITY FCが会見 選手兼監督の阿部翔平「リトルボスくらいで」
新体制発表会を行ったSHIBUYA CITY FC(クラブ提供) Photo By 提供写真
 今季から元日本代表MF戸田和幸氏(44)がテクニカルダイレクター兼コーチに就任したSHIBUYA CITY FCは12日、オンラインで新体制発表会を開催した。東京都社会人サッカーリーグ1部に所属し、関東リーグ2部昇格を目指して今シーズンを戦う。24年のJリーグ百年構想クラブ認定を目標としている。
 新監督に就任したのは、名古屋、甲府、J2千葉でJリーグ通算355試合に出場し、19年にチームに加入したDF阿部翔平。初めて指揮官と選手の“二刀流”に挑む38歳は「見ている皆さんがワクワクするようなサッカーを目指していきたい」と決意を語り、「ビッグボスではないんで、スモール…リトルボスくらいでお願いします」と笑わせた。

 キャプテンのFW宮崎泰右(29)は、阿部リトルボス、戸田テクニカルディレクターを「最強タッグ」と表現。「新たに加わる選手を含めた最強のチーム、またフロントスタッフ、スポンサー企業の皆様が用意してくれた最高の環境があるSHIBUYA CITY FCというチームで、必ず関東2部の昇格に向けて日々愚直にやっていきたい」と力を込めた。

 元日本代表で02年の日韓W杯に出場するなど経験豊富な戸田氏が加わったことは、「選手にとってもチームにとっても大きい」とキッパリ。「発言に対して一人一人が耳を傾けて、目標に向かって1日1日の練習を大事にしている」と開幕に向けたチームの状態の良さを感じさせた。

 今季は10人の新加入選手も加わった。J2岡山から加入したDF田中裕介(35)は「まだまだ未完成なチームだと思うので、自分が選手としてもまだ成長できるように、そしてチームを成長させていけるような存在になりたい」とチームをけん引していく覚悟を口にした。 

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