【Jトピ~データで読み解く】川崎F山根が右サイドで攻撃けん引 スルーパス、PA進入が昨季から大幅増
2022年03月23日 05:30
サッカー
昨季は12アシストで2年連続のベストイレブンに輝くなどリーグ連覇に貢献。今季も攻撃的なチームをけん引している。昨季のスタッツ(90分平均)と比較すると、空いたスペースを狙うスルーパスは1・57回→3回とほぼ倍増。故障で日本代表不参加となった浦和DF酒井の0・59回を大きく引き離す数値だ。広島戦のゴールにもつながったPA進入回数も1・79→2・43と増え、攻撃的なプレーが魅力と言える。
攻めの数値だけでなく、DF本来の守備プレーでもCBI(クリア、ブロック、インターセプト)が4・12→6・29、空中戦勝利が0・76→1・29と数字を伸ばしている。
24日には勝てばW本大会出場が決まるオーストラリア戦が控える。招集メンバーにはDF谷口以外にも、MFの田中(デュッセルドルフ)、守田(サンタクララ)、旗手(セルティック)ら元川崎F勢が多数。縦関係を組むMF伊東とも昨年11月に出場したW杯最終予選2試合でプレーし関係も良好と、それぞれの特長を理解している。大一番で結果を残せば、定位置獲得への大きなステップとなりそうだ。(データ提供:データスタジアム)