JFL鈴鹿に罰金500万円、20年最終節は没収試合に 元役員が意図的に敗戦を指示

2022年04月05日 19:44

サッカー

JFL鈴鹿に罰金500万円、20年最終節は没収試合に 元役員が意図的に敗戦を指示
鈴鹿・三浦知良を応援する大勢のサポーター Photo By スポニチ
 日本サッカー協会の規律委員会は5日、クラブ元役員らから意図的な敗退の指示があったとしてJFL鈴鹿ポイントゲッターズに罰金500万円、クラブの元役員に2年間のサッカー関連活動禁止の処分を科した。
 鈴鹿では他クラブのJ3昇格を阻む可能性があるため、20年11月29日のソニー仙台戦で敗戦を画策。試合2日前にはクラブオーナーから「(状況次第で)負ける選択肢を選んで欲しい」との発言があり、試合前日のミーティングでは当該の元役員から、具体的な失点方法まで指示があったという。聴取した選手、スタッフのアンケート回答には「八百長しろという指示がありました」と断言するものも含まれていた。

 その後、選手らから猛反発を受け、クラブ社長が方針を撤回。結果は0―1も、意図的に負けたとは認められないとしている。同委員会では当該するソニー仙台戦は0―3の没収試合とし、オーナーに3カ月、社長に1カ月のサッカー関連活動禁止処分を科した。

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