サンジロワーズ三笘がW杯“死の組”突破の鍵 価値証明アシスト!左ウイングで4戦ぶり先発

2022年04月05日 05:30

サッカー

サンジロワーズ三笘がW杯“死の組”突破の鍵 価値証明アシスト!左ウイングで4戦ぶり先発
<スタンダール・サンジロワーズ>前半、競り合うサンジロワーズの三笘(右) Photo By 共同
 【ベルギー1部   サンジロワーズ3-1スタンダール ( 2022年4月3日 )】 ベルギー1部サンジロワーズのMF三笘薫(24)は3日、スタンダール戦で後半44分までプレーし、チーム3点目をアシスト。同じくゲンクの日本代表FW伊東純也(29)は先発したオイペン戦で2戦連発となる今季7点目をマーク。さらにアシストにPK獲得と3点に絡む活躍で、5―0大勝に貢献した。W杯でドイツ、スペインと同組となった1次リーグE組突破へ、森保ジャパンの両翼が存在感を高めている。
 右の伊東と同じ日、同じリーグで、左の三笘もゴールに絡む活躍を披露した。左ウイングで4試合ぶりに先発すると、2―1の後半38分に持ち味のドリブルで得点を演出。左サイドを抜け出すと鋭い切り返しから味方につなぎ、チーム3点目をアシストした。

 「代表が終わってからの一発目。価値を証明しないと次につながらないと思っていた」。3月24日のW杯アジア最終予選オーストラリア戦で2得点。日本のW杯切符を決める活躍で注目度が高まった中、しっかり結果を残して胸を張った。昨年8月に川崎Fからプレミアリーグのブライトンに完全移籍し、今季は期限付き移籍したサンジロワーズで5得点4アシスト(20試合)をマーク。この日、レギュラーシーズン1位を確定させた昇格1季目のチームで快進撃の一翼を担っている。

 W杯1次リーグは優勝経験のある2国と同組。「たぶん一番厳しいグループ。そこで勝ち抜けば日本サッカーも発展する。楽しみながら勝ちにいきたい」と早くも闘志を燃やす。ベルギーと日本代表での活躍で英国での評価も高まっており、現地メディアは来季ブライトンでプレーする可能性が高いと報道。世界最高峰のプレミアリーグへステップアップし、カタール切符を目指すことになるかもしれない。

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