川崎F 車屋が後半ATに執念の同点ゴール 因縁の蔚山にドローで発進
2022年04月15日 21:20
サッカー
前半21分、ロングボールからあっさり失点した。得点者は元浦和のレオナルド。DF谷口彰悟(30)と競り合いながら収めた際にボールが左腕に当たったようにも見えたが、1次リーグはVAR判定がなく“疑惑”のゴールとなった。
4―2―3―1から4―3―3に変更した後半は攻勢に転じて決定機を作るも、決めきれない。「89分集中していても一個のロングボールや一発のクロスでゲームが変わってしまうのがこの大会」。試合前から鬼木達監督(47)が怖さを指摘していた通りになる寸前で、車屋がネットを揺らした。
指揮官は「どんなときも隙を見せず、なおかつ隙を突けるかどうか。研ぎ澄ませてやらなきゃいけない」とも話していた。GKのミスから奪った同点ゴールは、最後まで隙を狙った結果、生まれたもの。執念が実った。