京都が“監督不在対決”制す 12本のパス繋ぐ芸術的先制点にウタカ3戦連続弾

2022年04月17日 20:58

サッカー

京都が“監督不在対決”制す 12本のパス繋ぐ芸術的先制点にウタカ3戦連続弾
京都・ウタカ Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第9節最終日   京都2ー0柏 ( 2022年4月17日    三協F柏 )】 京都が“指揮官不在対決”を制した。前半13分にDF荻原拓也が先制点、後半3分には得点ランキングトップを走るFWピーターウタカが今季7得点目となる3戦連続弾で追加点。公式戦3連勝で、今季初のリーグ戦連勝を手にした。
 チョウ貴裁監督が新型コロナ陽性、柏のネルシーニョ監督は負傷でそれぞれ不在。異例の対決となったが、まず主導権を握ったのは京都だった。高い位置で何度もボールをカットし、FWウタカを中心にショートカウンター。素速い攻守の切り替えと豊富な運動量が光った。そして荻原の得点は10選手が絡んで12本のパスをつないで奪ったもの。チームとしての連動性の高さを見せた。

 後半3分のウタカの得点はデザインされたセットプレーの流れから。先制点で唯一ボールに絡んでいなかったU―21日本代表MF川崎颯太の粘りながら右足シュートが呼び込んだ。パリ五輪を目指すU―21代表の大岩剛監督が視察に訪れる前で存在感を発揮した。

 後半途中からは3バックに変更。攻勢に出てくる柏をしのぎ、リーグ開幕・浦和戦以来公式戦11試合ぶりの無失点を成し遂げた。好調な相手と真っ向勝負し、内容でも上回った1戦。さらなる加速につながりそうだ。
 

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