森保監督「最終的に最強のチームをつくれるように」 日本代表メンバー28人を発表
2022年05月20日 16:15
サッカー
――これまでのメンバーが軸。4試合の狙いは?
「個とチームのレベルアップをこの4試合で確実にできるように。まずはW杯に向けて戦術浸透をさらに図っていく、そしてオプションをつくっていくことをやっていければ。代わり映えがないメンバーと言われるかもしれないが、今回選んだ選手はシーズンを通して力を見せている。未招集の選手、なかなかチャンスをもらえなかった選手も、まだ準備期間はある。スカウティングを重ねて、最終的に最強のチームをつくれるように考えていきたい」
―FW大迫(神戸)が選外。
「コンディション的には100%でないと聞いている。彼が代表でプレーできないことは残念。代わって入る選手、チャンスだと思っている選手には思い切ってプレーしてもらい、代表の戦力として成長してもらえれば。どの選手がアピールしてくれるのか楽しみ」。
―初招集のDF伊藤の評価は?
「今年はシュツットガルトでシーズンを通してDFのポジションで出続けた。守備のところで屈強な相手を止めながら、攻撃では彼の良さを出して、チームの攻撃の起点となる選手として活躍していた」。
―東京五輪世代では、18年のU―23ウズベキスタン戦で中盤で起用していた。
「当時は中盤の選手として所属チーム(磐田)でプレーしていた。だからボランチで起用した。そのときと比べると、守備力が格段に上がったと思います」
――負傷離脱中の冨安を招集。
「まずは状態を確認したい。試合に出られる見通しがあるということで招集した。ケガの状況をしっかり見て、チームとして彼をどうサポートしていくか。メディカルの判断に従ってやっていきたい」
――鎌田、堂安が復帰。
「(選外だった)前回から大きく変わった点は、2人ともタイトルを獲ったということ。タイトルを獲った自信というものは、間違いなく彼らの力に上乗せされていくことだと思う。雰囲気が変わっているところ、どん欲に向上心を見せてくれているところも、見られると期待しています」
――旗手が選外。久保、鎌田、堂安らのインサイドハーフでの起用は?
「彼らはインサイドでもプレーできる選手。状況や練習を見て最終的には決めたい。システムを変えながら、彼らの良さも発揮してもらえるように、そういうトライも考えていければ」。
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