コスタリカ 堅守逃げ切りでカタール行き決定、35歳GKナバス躍動「ミスできない試合だった」
2022年06月16日 04:30
サッカー
35歳のGKナバスが振り返った。1点を追うニュージーランドは1メートル91のウッドが前線で的になり、パスワークも生かして押し込んできた。しかし、堅守に定評があるコスタリカは体を張って粘り強く守り、後半開始時には3人同時交代で4バックから5バックにシフト。ボール保持率36%、シュート数4―15の苦境を乗り切った。
14年W杯8強を知るベテランに加え、若手も台頭。この日は持ち味の守備に徹したが、指揮官は「本番までには全く違うチームに生まれ変わる」と誓った。1次リーグはスペイン、ドイツ、日本と同組。「対抗していくことが大事」と2大会ぶりの決勝トーナメント進出を見据えた。
《日本を警戒「南野はワールドクラス」》コスタリカの選手は日本を警戒した。DFカルボは「自分はケガで出られなかったが(18年に)大阪での親善試合に0―3で負けたのを覚えている。アジアで最強のチームの一つだから難しい相手になる」と話した。DFワストンは「日本人は技術が高く、欧州の強豪でプレーしている選手も多い。南野はワールドクラスだ」と指摘。スペイン、ドイツとも同組でMFベネガスは「我々にとっては死の組だ。少し休んだら万全の準備をしたい」と気合を入れた。