城彰二氏語る松田直樹さんへの思い「悪ガキだけど愛されていた。皆さんの記憶に彼をもっと残してあげたい」

2022年08月05日 14:00

サッカー

城彰二氏語る松田直樹さんへの思い「悪ガキだけど愛されていた。皆さんの記憶に彼をもっと残してあげたい」
城彰二氏 Photo By スポニチ
 サッカー元日本代表の城彰二氏(47)が4日、自身のYouTubeチャンネル「JOチャンネル」を更新。11年前のこの日に34歳で急逝した盟友・松田直樹さんへの思いを語った。
 横浜で同僚だった年齢的には2つ下の松田さんについて、城氏は「どうしようもない奴だった。ホント悪ガキだよ。だけど愛されていた」と愛情たっぷりに回顧。夜いきなり家に来た松田さんに“ノープラン・ドライブ”に連れていかれたり、城氏の予定を無視して強引にご飯をおごらされたり、200万円の古着ジーンズを買わされたり…と、数々の仰天エピソードを懐かしげに明かした。

 屈強なDFとして活躍してきた松田さんの選手としての能力も高く評価。「身体能力が半端なくて、攻撃センスが超あるの。トップ下とかでも面白かった。サッカーが大好きだった」と代名詞だった熱いプレースタイルに思いを馳せた。

 11年に松本山雅に移籍し、JFLからの昇格を目指して先頭に立っていた松田さん。当時も連絡を取り合っていたという城氏は「結構無理してた。無理すんなって言ってたんだけど、責任感が強いし。少しでも休めば…」とやるせなさも募らせた。ただ、松田さんの悲劇を教訓にJリーグなどでも救命装置AEDが普及。より安全なプレー環境をつくる活動の継続を誓いつつ、「皆さんの記憶に、もっともっと彼を残してあげたい」と11年たった今も変わらぬ思いを口にした。
 

 
 
 

 

おすすめテーマ

2022年08月05日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム