J1磐田は13日、フットボール本部の新体制について、大石倫裕氏(57)がフットボール本部長に就任、ならびに藤田俊哉氏(50)がスポーツダイレクターに就任することを発表した。磐田は8月、成績不振を理由に伊藤彰前監督(49)とともに鈴木秀人前トップチームマネジメント部長(47)を解任し、強化担当責任者が不在となっていた。
藤田氏は清水商、筑波大を経て94年に磐田に入団。1年目から主力に定着すると、中山雅史現トップチームコーチらとともにクラブの黄金期を築いた。12年の引退後にJリーグや日本代表の監督に必要なJFA公認S級ライセンスを取得。14年にVVVフェンロ(オランダ)でコーチに就任し、17年にはリーズ(イングランド)でフロント入りを果たすなど海外でも手腕を発揮した。