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福岡　降格圏脱出、中村J1初ゴール「自信を取り戻す試合に」山岸2発「FWが決めるとチームが楽に」

2022年09月18日 06:00

サッカー

福岡　降格圏脱出、中村J1初ゴール「自信を取り戻す試合に」山岸2発「FWが決めるとチームが楽に」
＜福岡・清水＞前半42分、勝ち越しゴールを決め観客席にアピールする福岡FW山岸 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第30節   福岡3－2清水 （ 2022年9月17日    ベススタ ）】 福岡が今季初めて逆転勝ちした。清水を3―2下し連敗を3で止めて7月10日の京都戦以来、9戦ぶりの白星。暫定13位で降格圏から脱出した長谷部茂利監督は「よく逆転して後半危ない場面をよくしのいだ。複数点は珍しいが自分たちらしい試合ができた。攻守によく走った」と称賛した。清水には2000年12月以来の勝利となり「また1つ記録を変えることができた」と喜んだ。
　前半29分に先制を許した。今季は先制されると未勝利だった。嫌な空気を払拭したのはMF中村のFK。同36分、ゴール正面で得たチャンスに「絶好の場所でファウルをもらってくれた。入るイメージが凄くわいた」。右足を振り抜き豪快なシュートをゴール右に叩きこんだ。自身J1初得点は貴重な同点弾。ケガで離脱し7月16日の湘南戦以来の復帰戦で大仕事を果たし「2カ月ぶりの試合で得点という形で貢献できて良かった」と汗をぬぐった。

　さらにFW山岸が同42分に逆転弾、後半4分に3点目の追加点。2得点の活躍に「FWが決めるとチームが楽になる。チームを盛り上げるゴールを決めたい」と胸を張った。

　中村は「ここで一つ流れを断ち切れて自信を取り戻す試合になった」とほっとした表情。残り4戦、厳しい戦いが続くが「下を見ずに勝つことに集中する」と力強かった。（村田　有子）

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