首位・横浜はスコアレスドローでVに半歩前進 ロペスのゴールはVARで取り消しも守備陣が奮闘

2022年09月18日 18:28

サッカー

首位・横浜はスコアレスドローでVに半歩前進 ロペスのゴールはVARで取り消しも守備陣が奮闘
<横浜・札幌>後半、横浜・アンデルソン・ロペス(左から2人目)がネットを揺らすもVARでゴールは取り消しに(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第30節   横浜0―0札幌 ( 2022年9月18日    日産スタジアム )】 首位の横浜は札幌とスコアレスドローで勝ち点1を上積みした。今季負けなしのホームの連勝は8、日産スタジアムでの連勝は10でストップしたものの、前日引き分けた2位の川崎Fとの勝ち点5差をキープ。3年ぶりの優勝に半歩前進した。
 後半11分に左FKから混戦となり、古巣戦となったFWアンデルソン・ロペスがこぼれ球に反応。左足でゴールネットを揺らした。声出し応援適用試合となった日産スタジアムは大きな歓声に包まれたが、VARによる確認の結果、直前にMF藤田にファウルがあったとして取り消しに。その後もゴールを割ることはできず、リーグ14試合ぶりの無得点。マスカット監督は「いいチャンスをいくつか作れたが、ゴール前の判断が鈍っていた。16日間で5試合を戦った疲れか(雨のピッチ)コンディションの問題か分からないけれど、次の試合までに振り返って準備したい」と課題を挙げた。

 左センターバックのDFエドゥアルドを累積警告による出場停止で欠いた守備陣は、DF角田涼太朗が7月16日鳥栖戦以来の先発出場で奮闘。そして今季全試合フルタイム出場を続ける不動の守護神、GK高丘陽平が再三の好セーブでピンチをしのいだ。「失点をしないところは自分に求めている部分。無失点で終われたのは良かった」と胸を張った。

 ホームで継続中の連続無失点を7試合に伸ばし、川崎Fとの勝ち点差5を維持したまま10月を迎える。高丘は「勝ち切れなかったのは悔しい。それでも僕たちが有利な状況は変わらないし、勝ち続けることで頂点が見えてくる。目の前の1試合に全力を注ぎたい」と気を引き締めていた。

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