PKを譲った神戸FW武藤の“半端ない”優しさ「大迫選手が蹴るべきだと考えた」

2022年09月19日 00:14

サッカー

PKを譲った神戸FW武藤の“半端ない”優しさ「大迫選手が蹴るべきだと考えた」
<神戸・G大阪>後半、神戸・武藤(中央)がG大阪・福田(左)に倒されPKを獲得(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第30節   神戸2―1G大阪 ( 2022年9月18日    ノエスタ )】 今季逆転勝ちの主役は全2得点を挙げたFW大迫勇也だが、神戸FW武藤嘉紀の“半端ない”優しさも見逃せない。1点ビハインドの後半38分にPKを獲得。前半から何度もチャンスを逸しただけに本来は自らキッカーとして名乗りを上げたいところだったが「長い間サッカーができなかったし、チームのことを考えて大迫選手が蹴るべきと考えました。彼の人間性やサッカーの姿勢も知っている。チームの復調へ大迫選手に掛かるモノは大きい。自我を抑えるのがチームの勢いになる」と敢えて譲った。
 後半終了間際の逆転弾もアシスト。「互いに分かり合っている。2人がいれば、どっちかフリーになることが多々ある。それを体現できた」とニッコリ笑った。

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