南野 エクアドル戦は“本職”トップ下で本領発揮だ!「4―2―3―1」で復権狙う
2022年09月27日 04:01
サッカー
18年には3試合連続ゴールを決めるなどトップ下で日本の“帝王”ぶりを発揮していた。ところが21年10月、W杯アジア最終予選のオーストラリア戦で4―3―3にシステムが変わり、左ウイングの位置が多くなると、苦闘が始まった。元来、スピードで勝負するのではなく、周囲と連動しながらプレーするタイプ。DFに囲まれた狭いエリアを苦にしない足元の正確性が武器だ。つまり、ゴール前のプレーが増えるトップ下こそ、持ち味を発揮できる舞台であることは間違いない。
もちろん、23日の米国戦でトップ下に入ってゴールも決めた鎌田が最大のライバル。仮に南野が左サイドで起用されたとしても、トップ下のポジションがある布陣であれば、鎌田と流動的に入れ替わることで、能力を生かせる可能性は高い。
南野自身、左サイドでは窮屈な思いを感じていたと吐露した。「ゴールに絡めていないと感じる部分や、攻撃の最後のところでもっと相手の脅威になりたいと思うところもある。今回も自分の良いところを出していければいいかなと常に考えている」。先発の総入れ替えが決まったエクアドル戦こそ、トップ下で本領発揮する舞台。そして、森保ジャパン最多得点のエース復活こそ、W杯前最高のシナリオになる。
▽南野の出場位置 19~21年のW杯2次予選では4―2―3―1のトップ下で5試合、左MFで2試合に先発し、7試合連発で計9得点と結果を残した。21年秋開幕の最終予選では途中から4―3―3布陣となり、3トップの左で6試合に先発も、出場8試合で1得点にとどまった。今年6月の親善試合とキリン杯でも、先発した2試合は3トップ左で無得点だった。
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