今季無冠の鹿島・岩政監督が再スタート誓う 「2022年10月5日を忘れない」

2022年10月07日 12:27

サッカー

今季無冠の鹿島・岩政監督が再スタート誓う 「2022年10月5日を忘れない」
鹿島・岩政監督 Photo By スポニチ
 5日の天皇杯準決勝でJ2甲府に敗れて今季の無冠が確定した鹿島の岩政大樹監督が7日、仕切り直しの一戦となる磐田戦(8日、ヤマハ)を前にオンラインで取材対応し、「選手たちには2022年10月5日を忘れないようにしようという話をした」と明かした。
 岩政監督自身、5日の天皇杯敗退直後にタイトルレースが終わったと感じたというが、同時に「始まったと思ったんですね」という。

 「不謹慎かも知れないが」と前置きした上で「(試合後に)サポーターと話したとき、僕の中でここからだなと思った。ホームであのような敗戦があったからこそ始まりだと思った。やり遂げる決意を新たに、選手と思いを共有した。できない者は鹿島の人間ではないし、奮起しない者は鹿島にふさわしくない。もう一度スタート切って向かっていくんだと、いつかその日のために心に刻みながらやっていこうと思いました」と熱く語った。

 再スタートに向けて「三つの原則」を提示。「選手たちにはハードワークをすること、問題を解決する、勝者のメンタリティを持つことを提示した。この三つの下に、2022年10月5日という日付を載せて、プリントしてみんなが見られるところに貼った」と選手に“岩政流”を訴えた。

 ともすれば、消化試合にもなりかねない残り3試合。岩政監督は「勝たせることに向き合う。日常の意識を一段、二段上げていかなきゃいけない。そこにトライしていく3試合になる」と意気込みを語っていた。

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