アルゼンチンでもサッカーの試合で騒乱状態 1人が死亡 スタジアムには催涙弾の煙が充満

2022年10月07日 14:21

サッカー

アルゼンチンでもサッカーの試合で騒乱状態 1人が死亡 スタジアムには催涙弾の煙が充満
催涙弾の煙で逃げ惑うヒムナシアの女性ファン(AP) Photo By AP
 サッカー界ではインドネシアで警察の催涙弾使用によるパニックで131人が死亡したばかりだが、今度は南米アルゼンチンで騒乱状態。ブエノスアイレス州ラプラタのフアン・カルメロ・ゼリージョ・スタジアム(収容3万3500人)で6日、外部から強引に入ろうとした地元のサポーターに対して警察官がゴム弾と催涙弾を使用し、煙がスタジアム内に充満したために観客席にいたファンがピッチ内になだれ込んだ。
 多くのファンが催涙弾の影響で目を押さえており、この騒動で少なくとも1人が死亡。当局では心不全によるものと死因を説明したが詳しい状況はわかっていない。

 試合は地元のヒムナシア・イ・エスグリマとボカ・ジュニアーズの一戦だったが開始から9分で打ち切り。ブエノスアイレス州では2013年からアウェーのチームのサポーターの観戦は禁じられており、スタンドはヒムナシアのサポーターだけだった。

 AP通信によればライバル・チームの対戦とあってチケットが過剰に販売されており、チケットを持ちながら中に入れなかったファンが激怒していたと伝えられている。

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