甲府主将MF荒木「色々な感情あった」 昨季の同僚・広島MF野津田の活躍刺激に初V導く先制アシスト

2022年10月16日 17:20

サッカー

甲府主将MF荒木「色々な感情あった」 昨季の同僚・広島MF野津田の活躍刺激に初V導く先制アシスト
<天皇杯決勝 甲府・広島>前半、甲府・三平のゴールをアシストしたMF荒木主将(右奥)(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【第102回天皇杯決勝   甲府1―1(PK5―4)広島 ( 2022年10月16日    日産ス )】 第102回天皇杯決勝は16日、日産スタジアムで行われ、初の決勝進出を決めたJ2甲府はJ1広島と激突。1―1のまま延長戦を含めた120分の死闘でも決着つかず。最後はPK戦を5―4で制し、悲願の日本一へと輝いた。J2勢の優勝は11年度のFC東京以来2度目。当時はJ2チーム同士の決勝だったため、J1勢を下しての優勝は大会史上初の快挙となった。
 この日も先発出場したMF荒木主将は前半26分にFW三平の先制ゴールをアシストするなど活躍。後半21分にベンチに下がるも、PK戦までもつれた激闘をベンチで最後まで見守り歓喜の輪に加わった。

 対戦した広島にはDF佐々木翔をはじめ、甲府に所属していたことのある選手が4人在籍している。MF荒木は「甲府にゆかりのある選手が何人かいる。大学の先輩もいる。色々な感情はあるが、ピッチに入ればそんなのは関係ない。勝つためにプレーするだけ」と言い切る。

 特に昨季所属していた広島のMF野津田の活躍には刺激を受けている。J2甲府に期限付き移籍していた昨季は攻守の要として、キャリアハイとなる41試合に出場。広島復帰後、日本代表まで上り詰めた元同僚の活躍に「(野津田の)活躍を見て、ああいった舞台に立ちたいと思っていた。天皇杯の戦いでできるのはすごくうれしいです」と意気込んで試合に臨んでいた。

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