天皇杯でクラブ史上初優勝を飾ったJ2甲府は18日、吉田達磨監督(48)の退任を発表した。甲府は天皇杯でJ1勢を次々と撃破。16日の決勝戦では、広島とのPK戦の末にクラブ初タイトルを手にした。
一方で、リーグ戦では現在7連敗中で18位と低迷している。クラブ側は一発勝負での手腕を評価しつつ、最大の目的である17年以来のJ1昇格が消滅したため体制変更に踏み切った。吉田監督はクラブを通じ「多くの勝利をお届けできなかったのは、監督である私の力不足によるものです」などとコメントした。後任は未定だが前仙台監督の原崎政人氏(48)やJ2町田を今季限りで退任するランコ・ポポヴィッチ監督(55)らが挙がっている。