イングランドが初の「バトル・オブ・ブリテン」に3発快勝 16強決める 米国も決勝Tへ

2022年11月30日 06:02

サッカー

イングランドが初の「バトル・オブ・ブリテン」に3発快勝 16強決める 米国も決勝Tへ
後半、得点が入り喜ぶイングランドイレブン(AP) Photo By AP
 【W杯カタール大会1次リーグB組   イングランド3―0ウェールズ ( 2022年11月29日    アルラヤン アハメド・ビン・アリ競技場 )】 イングランドがW杯史上初の英国ダービー「バトル・オブ・ブリテン」でウェールズを2―0で下し、勝ち点を7に伸ばして2大会連続の決勝トーナメント進出を決めた。
 守りを固めるウェールズに対して序盤から攻勢。前半9分にケーンのスルーパスに抜け出したラッシュフォードが相手GKと1―1になったが、ここは好セーブに阻まれた。前半38分には右サイドから細かくつないでベリンガムがフォーデンに好機をお膳立てしたが、左足のシュートは枠を捉えられなかった。

 それでも前半でシュート数9―1と主導権を握ったイングランドは後半に入って、さらに加速した。5分にラッシュフォードがゴール左手前からゴール右上に20メートル超の直接FK弾。イランとの第1戦に続く今大会2点目を決めると、2分後にはハイプレスからボールを奪ってケーンが右サイドからクロスを入れ、ファーサイド人走り込んできたフォーデンが今大会初ゴールを決めた。さらに23分には右サイドで縦パスに抜け出したラッシュフォードがゴール方向に切れ込んで1人をかわし、左足で今大会3点目。得点ランクで暫定首位に並んだ。

 敗れたウェールズのエースFWベールは存在感を発揮できずに前半終了後に交代。勝ち点1で64年ぶりの出場で狙った前回1958年大会に続く決勝トーナメント進出を逃した。

 同時刻に行われた試合では米国が1―0でイランに勝利。勝ち点を5に伸ばしてイングランドに続く2位に浮上し、前回出場した14年大会以来の16強。勝てば自力で初の1次リーグ突破が可能だったイランは敗退した。

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