田中碧 「W杯で得点」有言実行 今年2月から取り組んでいたこと 「だから点取れたのかな」

2022年12月12日 12:28

サッカー

田中碧 「W杯で得点」有言実行 今年2月から取り組んでいたこと 「だから点取れたのかな」
W杯カタール大会1次リーグ<日本・スペイン>後半、VAR判定の結果、ゴールが認められ喜ぶ田中(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 サッカーFIFAワールドカップ(W杯)カタール大会でチームのベスト16進出に貢献した日本代表MF田中碧(24=デュッセルドルフ)が11日、フジテレビのスポーツ番組「S-PARK」(日曜後11・15)に生出演した。
 日本代表は、1次リーグE組ではコスタリカに敗れたものの、ドイツ、スペインを破り、グループを1位で通過。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアにPK戦で敗れた。

 スペイン戦で勝ち越しゴールを決めた田中碧は大会後、初のテレビ生出演となった。

 同じ「さぎぬまサッカークラブ」出身で、「鷺沼兄弟」と呼ばれた幼なじみの三笘との絆も大きな話題に。クロアチア戦でPK外した三笘に思わず田中が駆け寄ったシーンはサポーターの涙を誘ったが、「悔しさというか苦しさというか。いてもたってもいられなかった。体が勝手に動いたなと思った。すでに僕は泣いてましたね。言葉はかけられなかったですね。ただ手をとっていた」と振り返った。「ずっと連絡は取ってるんですけど、今年は全てW杯に注ぐと。そこで結果を残せればなんでもいいというのは話していました」と活躍を誓い合っていたといい、「自分自身が目指していたものは手に入れられなかったけれど、素晴らしい経験をさせてもらった」と語った。

 さらに、田中自身は毎日日記を書いていたという。「日記自体は今年2月くらいから書いていて。いろんなものを書いていて、なかなか続かなかったんですけど、最終的に8月くらいから書くことが固まって。1日の振り返りとは別に、『W杯で点を取る』と9月から書いていて。思い込み続けた。だから点取れたのかな」と明かした。「常に朝と夜、文字にして書いてました。『点を取る』しか書いてなかった。それを毎日ひたすら書いて、やってやろうという思いで。それが叶って、びっくりしましたね。試合のことを書いたり、何を意識するとか。サッカーだけでなく、人間的なことも多かった。今日良かったこと、感謝したいこととか、何か自分で考えていたことを1日1個書いていました」とまさに有言実行の大会だった。

 今後に向け「全てを上げていかないといけないなと。W杯で感じたのは、結果も内容も、まだまだやらなきゃいけないなと。時間はある。3年半かけてこの舞台に化け物になって戻ってきたい。化け物とは、(フランス代表の)エムバペ選手のような人ですかね。点を取れる、ゴールに絡めるのがすごいところ」と見据えた。

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