出場枠の拡大、再検討の大会方式 課題山積みの26年3カ国共催W杯

2022年12月21日 04:50

サッカー

出場枠の拡大、再検討の大会方式 課題山積みの26年3カ国共催W杯
26年サッカーW杯で使用される16会場 Photo By 共同
 【FIFAワールドカップカタール大会 】 次回26年W杯は史上初の3カ国共催として米国、カナダ、メキシコの北米が舞台。参加国は48チームに拡大され、日本が参加するアジア予選からの出場枠は最大5から9へ、アフリカは5枠から最大10枠に増える。FIFAは世界的な普及を前面に押し出すが、一方で欧州は3枠増加に抑えられるため、試合のレベル低下を懸念する声がある。
 大会方式も混乱の可能性がある。当初は1次リーグを3チーム16組に分け、各組2位までが決勝トーナメントに進む方式を予定していた。ただ、インファンティノ会長は16日に「今大会の白熱した1次リーグを見て、やはり4チームずつの方が良いか再検討する必要がある」とした。

 共催の舞台となるメキシコからカタール大会の取材に訪れたエドゥアルド・ロペス氏はスポニチの取材に「48カ国は多すぎる」と懸念を表明。「メキシコはサッカー熱は高く、開催に興奮しているが、都市間の交通手段などインフラの整備が不十分」と複雑な現状も明かした。

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