権田修一 クロアチア戦で感じた「いろんな強さがあるんだな」 ドイツ、スペインとの違い明かす
2022年12月21日 12:31
サッカー
決勝トーナメント1回戦で敗れたクロアチアとはどういうチームだったかと問われ「強さっていうのも、いろんな強さがあるんだなっていうのを改めて感じさせられるチームだった」と振り返った。
「ドイツやスペインは、チームのスタイルが明確にある。ドイツは体が大きくて、フィジカル能力に長けてる選手が多い。ディフェンスに190ぐらいの選手がたくさんいて、ボール際の強さとかを発揮して試合を勝っていく。逆にスペインはボールを持つこと、パスをつなぐことに長けていて。ドイツもスペインもその国のサッカーってこうだよねっていう文化としてある。ただ、クロアチアは実はW杯初出場が日本と同じタイミングで1998年なんですよ。国の分裂などの経緯があるにせよ、僕らと同じ段階で初出場だったわけです。クロアチアってどういうサッカー?って聞かれたら、そんなに形ってないと思うんです。ただ、ほんとに嫌なことをやってくる。僕らがここで攻めたいという所で確実につぶしてくるし、ここ決められたら嫌だなっていうところにずる賢くゴール決めるために入ってくるし、サッカーのツボを知ってるなっていうチーム。これは強いチームだなと思いました」と率直な思いを述べた。
今後の日本代表について「2つ、目指さなきゃいけない方向がある」とし、「ドイツとかスペインみたいに日本サッカーのストロングポイントってこうだよねっていうものが(必要)。みんなで戦える、あきらめない姿勢は日本人ならではかもしれませんけど、サッカーの部分で日本らしさを根底から追求しなきゃいけない。もう1つは個人のレベルアップ。個人が高いレベルでプレーできる機会をもっと増やせば、クロアチアを上回れると思っている」と自信を見せた。
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