森保監督続投を発表 26年W杯まで4年契約 田嶋会長「新しい景色を見るためには一番ふさわしい」

2022年12月28日 17:31

サッカー

森保監督続投を発表 26年W杯まで4年契約 田嶋会長「新しい景色を見るためには一番ふさわしい」
<SAMURAI BLUE 監督就任記者会見>笑顔を見せる森保監督(撮影・河野 光希) Photo By スポニチ
 日本サッカー協会は28日、都内のホテルで会見を開き、FIFAワールドカップ(W杯)カタール大会で日本代表をベスト16に導いた森保一監督(54)の続投を正式発表した。
 田嶋幸三会長は「本日、午前11時から行われました日本サッカー協会臨時の理事会において、森保監督を継続して、我々サムライブルーの監督とすること、そして契約することが決定しましたので、みなさまに報告します」とあいさつ。「ベスト8の新しい景色を見ることはできませんでしたが、このベスト8の新しい景色を見るためには、一番ふさわしい監督であるということ、そこが一番のポイントとなりました」と語った。さらに「また日本サッカー界、そして日本社会に対する影響をポジティブに与えたこと、それだけでなく、国際的に日本のサッカーの地位を高めてくれたこと、さまざまなことを評価いたしました」と続投を決めた理由を語った。続投は理事会で全会一致で決定したという。

 契約期間については「期間は次期ワールドカップまで。契約につきましては、ベスト16の日本代表監督、そしてこれからベスト8を目指す、そしてその次を目指す日本代表監督チームの監督としてふさわしい、そして世界的に見ても恥ずかしくない額で契約をすることといたしました」と語った。「これは日本のサッカーの指導者の地位の向上にもつながるというふうにも思っています。これから3年6カ月、7カ月となりますが、長い旅をしっかりと一緒に戦っていけるよう、私たちは協力していきたいと思います」と語った。

 この日午前中に都内で臨時技術委員会と臨時理事会を開き、森保監督との再契約が決まった。18年ロシア大会後から指揮を執る森保監督はW杯カタール大会でチームを2大会連続決勝トーナメント進出に導いた。1次リーグではW杯優勝経験のある強豪ドイツ、スペインを逆転で破る快挙を達成。その手腕を技術委員会は高く評価。田嶋会長は次期監督の最有力候補に挙げ、すでに続投を要請し、森保監督も受諾の意向を伝えていた。

 W杯本大会で指揮を執った日本代表監督が続投するのは初。来年3月の親善試合が第2次森保政権の初陣となる。26年W杯米国・メキシコ・カナダ大会に向けて新たな一歩を踏み出すことになる。

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