森保監督続投を発表 26年W杯まで長期契約 田嶋会長「新しい景色を見るためには一番ふさわしい」
2022年12月28日 17:47
サッカー
契約期間については「期間は次期ワールドカップまで。契約につきましては、ベスト16の日本代表監督、そしてこれからベスト8を目指す、そしてその次を目指す日本代表監督チームの監督としてふさわしい、そして世界的に見ても恥ずかしくない額で契約をすることといたしました」と語った。「これは日本のサッカーの指導者の地位の向上にもつながるというふうにも思っています。これから3年6カ月、7カ月となりますが、長い旅をしっかりと一緒に戦っていけるよう、私たちは協力していきたいと思います」と語った。
この日午前中に都内で臨時技術委員会と臨時理事会を開き、森保監督との再契約が決まった。18年ロシア大会後から指揮を執る森保監督はW杯カタール大会でチームを2大会連続決勝トーナメント進出に導いた。1次リーグではW杯優勝経験のある強豪ドイツ、スペインを逆転で破る快挙を達成。その手腕を技術委員会は高く評価。田嶋会長は次期監督の最有力候補に挙げ、すでに続投を要請し、森保監督も受諾の意向を伝えていた。
森保監督は「2026年のワールドカップに向けて日本代表の監督を命じていただきました。日本代表の監督をもう1度続けていくということにおきましては、非常に光栄な気持ちと、ミッションに向けての難しさ、責任の重さを考えると身の引き締まる思いでいます。次のワールドカップに向けて、まだ見ぬ新しい景色を見るために向かう道のりではありますが、一戦一戦、結果に覚悟を持って挑戦していきたいと思います。そして我々の活動が多くのみなさまに支えられているという感謝の気持ちを持ち、日本人の誇りと、そして日本人である喜びをもって、職責をまっとうしたいと思います」と決意表明した。
W杯本大会で指揮を執った日本代表監督が続投するのは初。来年3月の親善試合が第2次森保政権の初陣となる。26年W杯米国・メキシコ・カナダ大会に向けて新たな一歩を踏み出すことになる。