東山 MF真田が芸術的ボレーも…無念準V 福重監督「選手は日本一を目指して一試合ずつ必死で戦った」

2023年01月10日 04:30

サッカー

東山 MF真田が芸術的ボレーも…無念準V 福重監督「選手は日本一を目指して一試合ずつ必死で戦った」
<岡山学芸館・東山>岡山学芸館に敗れて肩を落とす東山イレブン (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【第101回全国高校サッカー選手権・決勝   東山1―3岡山学芸館 ( 2023年1月9日    国立競技場 )】 目指していた頂点は届かなかった。まさかの3失点に、東山の福重良一監督(51)の声は悔しさで震えていた。だが「負けた結果は監督・福重の責任。選手は日本一を目指して一試合ずつ必死で戦い、今日も自分たちの力を出そうとやってくれた」とねぎらいの言葉をかけた。
 C大阪内定のMF阪田澪哉(3年)を中心に、高い技術と連係で前半からボールを握った。1点を追う前半44分には左からのクロスをMF真田蓮司(3年)が芸術的な右足インサイドボレーを叩き込んだ。1点を追う後半29分のヘディングがバー直撃となった阪田は「自分が決められなかったのが大きい。良いチャンスが来たと思って、自分では叩きつけた感じだったが叩きつけられず、日頃の練習の意識が低かったのかな」と唇をかんだ。

 日本代表MF鎌田大地(Eフランクフルト)の母校ということもあり、大会前から注目度は抜群。ピッチ内外で重圧にさらされたがチームではね返してきた。この経験は次世代に生きるはず。あと一歩と迫った優勝は後輩たちに託された。

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