神戸MFセルジ・サンペール(28)が早ければ3月中に実戦復帰する見通しとなった。吉田孝行監督が復帰プログラムの最終段階であることを明かした。
ちょうど1年前の22年3月15日、ACLプレーオフメルボルン・ビクトリーFC戦で右ひざ前十字靭帯損傷の重傷。8月下旬に再来日してからリハビリを続けていた。慎重に再発防止に努めていく中、「当初は4月から実戦でならしていく予定だった」(吉田監督)。だが膝の状態が快方に向かっていることもあり「フィジカルとメディカルとの相談しながらだけど」国際Aマッチ期間中に予定している練習試合での復帰を検討していると明かした。
サンペールはこの日の練習もフルメニュー消化。日々の状態を確認しつつだが、稀代のプレーメーカーの復帰は確実に迫っている。