神戸は14日、神戸市西区のいぶきの森球技場で公開練習を行った。前節・浦和戦で開幕からの連勝が「3」でストップ。18日には敵地・鳥栖戦を控える中、“鳥栖キラー”FW武藤嘉紀は浦和戦の鬱憤(うっぷん)を晴らすことに意気込んだ。
「負けた後は眠れなかった。負けるのがこれほど悔しいとは…。もう負けたくない。勝ち続けたい。どんな手を使ってでも、勝ち点3を取れるようにしたい」。残留争いに巻き込まれた昨年も勝てない時期が長かった。だが「自分のコンディションも良いし、チームもやるべきことをやれば勝てる自信がある」と今季に手応えを感じているからこそ浦和戦の黒星を悔やんだ。
昨季は対鳥栖戦はリーグ2試合3得点。「負の流れには持っていかせない」。リバウンドメンタリティーが試される1戦へ強い決意をにじませた。