3度目のアジア制覇に暗雲が垂れ込めた。浦和は11日、日本代表DF酒井宏樹(33)が右ハムストリングの肉離れと診断されたと発表。全治は未公表で、29日(日本時間30日)に敵地で行われるACL決勝アルヒラル戦の出場を目指すというが、欠場となればチームにとって大打撃だ。
今季から主将に就任した酒井は、9日の名古屋戦でも奮闘した。視察した日本代表の森保監督は「(攻撃で)いろいろなバリエーションを求められており、それに応える力はある」とプレーレベルに納得した様子だった。ただ、後半21分に前線にパスを出した際に負傷。ピッチに倒れ込み、2分後に途中交代となっていた。試合後には「大丈夫です」と言葉を残したが、大一番に向けて不安を残すことになった。