新潟・太田 2戦ぶり弾へ準備万全

2023年04月14日 04:30

サッカー

新潟・太田 2戦ぶり弾へ準備万全
攻撃のクオリティーを高めて今季5ゴール目を狙う太田(撮影・渡辺 直美) Photo By スポニチ
 J1新潟は15日、ホームで福岡と対戦する。ここまでチームトップの4得点を挙げているFW太田修介(27)は、チームメートとコミュニケーションを深めながら、より攻撃のクオリティーを高めようと意気込んでいる。無得点に終わった前節・神戸戦の反省を生かしながら、2試合ぶりのゴールを狙う。
 プレーの質を高めるために――。太田は練習からプレーの強度を試合と同じように高めて、一つ一つのプレーと向き合っている。

 「監督も言っていたけど、常にゲームの中で起こり得ることを想定して練習しないと。練習のための練習ではなく、試合のための練習を意識しないと」

 前節の神戸戦で自身初の3連続ゴールは決められなかったが、首位を相手に確かな手応えはつかんだ。「チーム全体として安定したビルドアップはできていた」と特に主導権を握れていた前半の内容には自信を深めたが「相手のCB(センターバック)に対して仕掛けることが少なかった。決定的なチャンスをつくれなかった」と反省も忘れない。

 神戸戦では前半41分にカウンターからシュートを放ったが枠を捉えきれなかった。「決めきることが大切。あの場面ではシュートしか選択肢がなかったが、後で映像を確認するとファーに(鈴木)孝司さんがいた。選択肢を持った中でシュートを打つなら決めないといけない」と冷静な判断や視野の広さの大事さも痛感した。

 公開された11日の練習後はFW鈴木らとランニングしながら神戸戦を振り返り、攻撃のアイデアを出し合った。「カウンターで攻撃するときにどういうふうにやったら効果的なのか、どうやって前向きで攻めることができるか、“こうしたらいいんじゃない”って前向きな話し合いができた」と福岡戦に向けての攻撃のイメージを共有。より圧力のある攻撃で、リーグ3位の5失点と堅守を誇る福岡のゴールをこじ開ける。

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