ナポリが33季ぶりの優勝 マラドーナ時代以来3度目の歓喜

2023年05月05日 08:21

サッカー

ナポリが33季ぶりの優勝 マラドーナ時代以来3度目の歓喜
同点ゴールを決めたオシメン(AP) Photo By AP
 サッカーのイタリア・セリエAで首位ナポリは4日、敵地でウディネーゼと1―1で引き分け、33季ぶり3度目の優勝を達成した。
 1点を追う後半7分に右CKからFWオシメンが同点弾。FWクバラツヘリアのシュートは相手GKに弾かれたが、今季セリエA得点王争いをリードするナイジェリア代表が22点目を決めて試合を振り出しに戻した。試合はこのまま終わり、白星こそ逃したナポリだが、マラドーナが在籍した87、90年以来の快挙を5試合を残す最速タイ記録で達成した。

 主力だったベテランを放出して迎えた今季はオシメンの活躍に加え、新たに補強したジョージア代表FWクバラツヘリア、韓国代表DFキム・ミンジェらが主軸として既存戦力と融合。鋭いドリブル突破でマラドーナにちなみ、ファンから「クバラドーナ」と呼ばれたクバラツヘリアはリーグ最多の10アシストを記録し、オシメンとともに攻撃サッカーをけん引した。ローマなどを率いたスパレッティ監督は自身初のリーグ優勝を成し遂げた。

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