川崎F 12日国立でのFC東京戦に向けサポーターと連携した応援企画準備「#フロサポフラッグを国立へ」
2023年05月11日 16:18
サッカー
クラブの広報担当は「国立という舞台で、フラッグと光でスタジアムをフロンターレカーラーで埋めていこう!という雰囲気が出来上がっています。通常はコレオなどのイメージがありますが、今回は昨年から取り組んでいるフラッグと光の演出でフロンターレカラーを出していこうとなりました」と話した。
フラッグを用いての応援は「川崎華族」を中心としたサポーターが今年、特に力を入れている。同応援団のコールリーダー、小俣海人さん(32)は「どうしてもフロンターレの場合は他チームに比べてフラッグを振る数が少なかった。どうしたら盛り上がるのか、今年の年始に応援団で話をして、チームにも協力していただいた」と明かす。
スタジアム全体でフラッグを振るタイミングが分かりやすくなるよう、応援歌も新たに作成。じわじわと広がり始めている動きを加速させるべく、国立での多摩川クラシコという大一番を契機に「サポーターだけでなく、川崎フロンターレというチームとして盛り上がっていけたら」とクラブと一体で大々的に呼びかけた。
小俣さん自身は2歳の93年に両親とJリーグ開幕戦・ヴェルディ川崎(現東京ヴェルディ)対横浜マリノス(現横浜F・マリノス)戦を国立で観戦。みんなが旗を振って応援していた当時の会場の記憶が残る。「注目される一戦ではあるけれど、選手にはいつも通りのプレーをしてもらい、勝ってみんなで等々力に戻れたら」。30年後の聖地で、フロンターレカラーに染まる応援席からチームを後押しする。