C大阪・香川はJリーグ30周年に「危機感」その心は…
2023年05月11日 17:42
サッカー
Jリーグは「欠かせない場所」といい、プレーできるありがたみを日々感じているが、それでもかつて第一線で活躍してきた欧州に比べればプロリーグの歴史は浅く、まだまだ発展途上だ。「危機感」の根底にあるのは、サッカーの魅力を体現したいという思い。「自分自身が成長して、いいプレーをするために努力して、コツコツ積み上げていくしかない。18歳だろうが34歳だろうが、ピッチに出て成長するだけ。サッカーは1人でやるスポーツじゃないので、みんながいいプレーができたら必然的に強いチームになるだろうし、みんながもっとさらにいいプレーをするためにチームとして成り立たせないといけない。そういう意識を持てれば、個人がもっと輝く」と、チームプレーに徹することで個々の能力向上につながると力説した。
この日はファンサービス実施日とあって、平日にもかかわらず100人超がサインを求めて列を作るなど大盛況。「今一度、こんなに多くのサポーターに応援されているということを再確認させられた」と背中を押された。14日はアウェーでの京都戦(サンガS)。今季ルヴァン杯で2戦2敗(0―4、0―2)と辛酸をなめている相手に、やられっぱなしではいられない。