一発退場もSNSに誹謗中傷なし C大阪・上門が「サポーターにささげる」一撃でアウエー4連勝に！
2023年05月21日 06:00
サッカー
【明治安田生命J1第14節 C大阪2－0湘南 （ 2023年5月20日 レモンS ）】
明治安田生命J1リーグは各地で8試合が行われ、C大阪は湘南に2―0で快勝した。2点差以上での勝利は今季初。今季2度目の2連勝で、アウェーでは4連勝とし、6位に順位を上げた。DF山中亮輔（30）の左サイドからのクロスをFWレオ・セアラ（28）が頭で合わせて先制。後半44分にはFW上門知樹（26）が追加点を奪った。
攻守に歯車がかみ合った。C大阪は2戦連続のクリーンシート（無失点試合）で今季2度目の2連勝だ。
後半8分、FWセアラがチームトップとなる6得点目で先制。「練習でやってきたことが出せた。おととし、去年よりいい数字が出せると思うよ」と今季横浜から完全移籍の助っ人は頼もしいひと言を残した。仕上げは途中出場のFW上門。後半44分、カウンターで敵陣中央へ抜け出すと相手GKの動きを見ながら右足で流し込み、勝利を決定づけた。
背番号7は7日の鹿島戦で途中出場した後半に一発レッドで退場。翌日まで引きずるほど落ち込んだ。励ましてくれたのがサポーター。「笑ってない上門さんは見たくないよ！」「必ず待ってるから」と、SNSでメッセージが届いた。しかも昨今、問題となっている誹謗（ひぼう）中傷は皆無。「愛されているんだな、と改めて感じた。今日はサポーターにささげるゴール」と感謝した。
スタメンだけでなく、控えの選手も躍動しての快勝劇。MF香川は「個の能力は強い。チームとして連動、連係の上積みができればもっといい戦いができる」とさらなる上昇へ手応えを示した。首位・神戸との勝ち点差は7。連勝を伸ばし、早く射程圏に捉えたい。 （北野 将市）
後半8分、FWセアラがチームトップとなる6得点目で先制。「練習でやってきたことが出せた。おととし、去年よりいい数字が出せると思うよ」と今季横浜から完全移籍の助っ人は頼もしいひと言を残した。仕上げは途中出場のFW上門。後半44分、カウンターで敵陣中央へ抜け出すと相手GKの動きを見ながら右足で流し込み、勝利を決定づけた。
背番号7は7日の鹿島戦で途中出場した後半に一発レッドで退場。翌日まで引きずるほど落ち込んだ。励ましてくれたのがサポーター。「笑ってない上門さんは見たくないよ！」「必ず待ってるから」と、SNSでメッセージが届いた。しかも昨今、問題となっている誹謗（ひぼう）中傷は皆無。「愛されているんだな、と改めて感じた。今日はサポーターにささげるゴール」と感謝した。
スタメンだけでなく、控えの選手も躍動しての快勝劇。MF香川は「個の能力は強い。チームとして連動、連係の上積みができればもっといい戦いができる」とさらなる上昇へ手応えを示した。首位・神戸との勝ち点差は7。連勝を伸ばし、早く射程圏に捉えたい。 （北野 将市）
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